みなさん、こんにちは!
kokinnです。
このたび、完全独学で**宅地建物取引士(宅建)**試験に合格しました!せっかくなので、記憶が新しいうちに合格体験記をまとめてみます。同じく独学で挑戦しようと考えている方や、これから宅建を目指す方に役立つ内容になれば嬉しいです!
宅建を目指した理由
宅建を取得しようと思ったきっかけは、ファイナンシャルプランナー(FP)や行政書士の試験範囲と宅建の範囲に多くの重複があることを知ったからです。「どうせ勉強するなら、これらの資格をセットで取得してしまおう!」と考えたのが始まりです。
また、1級ファイナンシャルプランナー(CFP)を持つ人が宅建を取得すると仕事の幅が広がる、という内容の本を読んで、「これは自分にも必要だ!」と背中を押されました。
行政書士を目指したのは業務の中に会計帳簿の代行業務がはいっていることを最近知ったのと、カバチタレの影響です。
資格挑戦の軌跡
私の資格取得の道のりは決して順調なものではありませんでした。もともと会計士や税理士試験に挑戦していたものの挫折。会計大学院でMBAや会計系の資格を取得、その後、教員免許を取得し、さらにコロナ禍を機に理系資格(応用情報技術者、第二種電気工事士など)を取得しました。
一度は「資格はもう十分かな」と思っていたのですが、行政書士の勉強を進める中で、「FP、宅建、行政書士を揃えれば強力な武器になる」と確信。これが再び資格に挑戦する原動力となりました。
現在までに取得した資格は以下の通りです:
- 2級ファイナンシャルプランナー(FP2級)
- AFP(日本FP協会認定)
- CFP(2科目合格)
- 宅建(今回合格!)
初挑戦:悔しい不合格
昨年、FP2級とAFPを取得したあと、CFP、宅建、行政書士の3つに挑戦しましたが、結果は以下の通りでした:
- CFP:1科目合格
- 宅建:6割正答で不合格(合格ラインは7割)
- 行政書士:5割正答で不合格(合格ラインは6割)
この時点で自分の準備不足を痛感。「勉強時間を増やし、過去問をもっと解こう」と心に誓いました。悔しさが次への挑戦の大きなモチベーションとなりました。
再挑戦:宅建合格までの道のり
宅建の本格的な試験対策を始めたのは試験の2か月前。それまでは行政書士試験対策をメインにしていました。時間が限られている中で、全て独学で進めました。
1年目の勉強法(不合格時)
- Amazon Primeで宅建対策講座を視聴
- **YouTube(棚田先生)**の講義を活用
- テキストは「トリセツ宅建」を使用
しかし、勉強時間が不足しており、過去問を解く時間すらありませんでした。試験終了後には「6割取れたから合格だ!」と浮かれていたのですが、合格ラインが7割だと知り愕然…。この失敗が次の年の大きな反省点となりました。
2年目の勉強法(合格時)
1年目の反省を活かし、2年目は徹底的に効率重視の勉強を行いました。
- 過去問10年分を繰り返し解く
- あしべつ別過去問アプリを活用し、弱点分野を重点的に復習
- 重要事項の暗記(34条、35条、37条書面)を徹底
- テキストで基礎を固めつつ、暗記カードを作成して隙間時間に復習(アップルウォッチのメモ帳機能活用
短期間で効率よく知識を詰め込み、試験当日はなんとか合格ラインを超えることができました。
宅建独学合格のポイント
今回の経験から得た「宅建独学合格のコツ」を以下にまとめます:
- 過去問を最優先する
宅建試験は過去問と類似した問題が多く出題されます。最低でも10年分を繰り返し解き、出題パターンを体に染み込ませるのが合格への近道です。 - あし別対策で弱点を克服する
あし別の過去問を解くことで、自分の苦手な分野を把握し、集中的に補強することができます。アプリの活用が特に便利でした。 - 短期集中+隙間時間の活用
勉強期間が短い場合でも、1日の中で細切れの時間を有効活用すれば十分戦えます。移動中や休憩中にアプリや音声講義を使うと効率的です。 - 重要事項の暗記は反復練習が鍵
特に34条、35条、37条書面は毎年出題される重要ポイント。最初は覚えにくくても、カードやアプリで繰り返し練習すれば必ず定着します。
最後に
宅建試験は決して簡単な試験ではありませんが、独学でも十分合格を目指せます!過去問を軸にした効率的な勉強法を取り入れれば、時間が限られていても結果を出せます。
次の目標は行政書士(受かっててほしいけど)とCFP残り科目の合格です。一緒に頑張りましょう!この体験記が、少しでもあなたの励みになりますように。